開催の御礼Thanks Message

謹啓 時下、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

この度は、2019年10月19日(土)に熊本大学薬学部大江キャンパスにて開催しました第7回アフリカ開発会議ポストフォーラムin熊本にご参加いただき、誠に有難うございました。お蔭さまで日本全国より約150名の多くの皆様にご参加いただき、大過なく盛会のうちに終了できました。これもひとえに皆様のご協力とご支援の賜物と、心より御礼申し上げます。

さて本フォーラムでは、まず熊本大学薬学部のアフリカへの取り組みについて紹介した後、外務省アフリカ部長の森美樹夫様よりTICADを通じたアフリカ保健分野に関する日本の取り組みについて、NPO法人ロシナンテス代表の川原尚行様よりスーダンなどでの活動について、国立国際医療研究センター所長の満屋裕明様より抗HIVおよび抗HBV治療薬の開発について、スーダン共和国ハルツーム大学元学長のムスタファ教授とコンゴ民主共和国ムブジマイ大学学長のディサシ教授よりそれぞれアフリカの現状についてご講演を頂戴しました。アフリカの公衆衛生に関する現状とそれに対する取り組みを知る貴重な機会となりました。
 また午後より、感染症と非感染症の2つのグルーブに分かれて、それぞれの「現状と課題、そして対策」について各分野でご活躍の有識者(延べ16名)による“ラウンドテーブル・ディスカッション”を行っていただきました。その成果をステートメント“クマモト提言2019”としてまとめ、広く発信するとともに、アフリカにおけるヘルスケアの向上に貢献したいと考えています。

参加者の皆様、企業様からお褒めの言葉を頂戴しており、実行委員一同、大変喜んでおります。また、フォーラム中は至らぬ点もあったかと思いますが、何卒、ご容赦下さいますようお願い申し上げます。

このフォーラムがアフリカにおける保健衛生の向上や暮らしの改善に繋がることを祈念し、お礼の挨拶とさせて頂きます。皆様の益々のご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げます。

謹白
2020年3月

第7回アフリカ開発会議ポストフォーラム
in 熊本 実行委員会
委員長 甲斐 広文
熊本大学薬学部 学部長、大学院薬学教育部 教育部長